エルトナにつきのひかり

みずとほのおはサイクルを彩る?

【ORASシングル】きあいだま1wボルト入り対面構築【シーズン16 / 2112】


シーズン16 最終100位
2112 94勝46敗

選出パターンA ボルトゲンガー軸

サイクル構築、ガルクレセ軸、受けループ

ボルトロス:オボンのみ

おだやか 172-x-99-145(146)-143-139
144(140)-0-68-0(4)-236-60(H個体値30)
でんじは/どくどく/いばる/きあいだま

HD 珠ゲッコウガれいとうビーム耐え
S 多くの耐久ボルトロスの上

ゲンガー:ゲンガナイト

変更前
おくびょう 135-x-101-222-115-200
0-0-4-252-0-252
みがわり⇔さいみんじゅつ/たたりめ/ヘドロばくだん/きあいだま

でんじはいばる→みがわり残しから全抜きを狙うところまでは一般的なボルトゲンガーです。この組み合わせはサイクル構築に圧倒的に強い反面ガルクレセを崩す手段に欠けています。
そこでゲンガーはメガシンカ後の素早さで役割が変わるのがゲッコウガのみと割り切り、きあいだまを搭載して多くのメガガルーラを倒す方針にしました。

ボルトゲンガーを軸にしている以上、このパーティのゲンガーはエース採用であり選出率も圧倒的に高く、環境を選ばず常に多いガルーラがいるくらいで怯むような配分や技構成にしたくなく、みちづれで1-1を取りに行くのは本末転倒と考えて外れを許容しています。

しかしながら、今期は食べ残し瞑想クレセリアや瞑想スイクンなどが多く、そもそもゲンガーが状態異常を撒けないと3匹単位で詰むことが多々あり、これが原因で2090からの2100チャレンジに失敗しました。変則ボルトロスがそもそも起点作りに留まらない性能をしていたため、シナジーからは離れるもののみがわりをさいみんじゅつに変更しました。

ボルトロスは状態異常を誰にでも撒ける体制を整えておき、どくを持つことで本来ボルトゲンガーのみでは倒せないポリゴン2などに戦うことができます。
その時に時間稼ぎの手段として使え、仮にボルトロスが即死してもひかえめ3wメガゲンガーがほぼすべての相手を2発で持っていけるため、1度自傷すればなんとかなるという考え方を持ち、いばるを入れています。

この構成のボルトロスを単体で考えたとき状態異常が本体であり、でんき打点が欲しい相手にはどくどくがあれば十分であることが多いです。(ボルトミラーはどくどくを押す、スイクンミラーコート、めいそうねむる、チョッキこごかぜでそもそも安定しないのでボルト単体で意識する必要がない)
むしろ電気技を採用することでマンムーバンギラスヒードランナットレイにやることがなくなり、ゲンガーを後出ししにくいことを理由に強引に居座ったところで1匹無駄に失うだけなので使いにくいと感じました。
ということでこれらに最も汎用的に通るきあいだまを攻撃技として選択しています。

選出パターンB ガルガブ軸

対面厨パ、その他高耐久物理受けがいないor崩しやすいパーティ

ガルーラ:ガルーラナイト

ようき 181-177-120-x-120-167
4-252-0-0-0-252
ねこだまし/すてみタックル/ふいうち/れいとうパンチ

ガブリアスこだわりスカーフ

いじっぱり 184-200-115-x-105-154
4-252-0-0-0-252
げきりん/じしん/ストーンエッジ/どくづき

対面厨パを今回のボルトゲンガーで相手するのは相当きついのでミラー特化の2匹にしました。
ガブリアスはボルトゲンガーで電気の一環を止めるために3匹目として選出も多くしていましたが、ガルーラは対面厨パ以外殆ど選出しませんでした。

ねこだましすてみタックル、ふいうち、性格ようきで多くのポケモンと最低限殴り合うことができるので初手投げがかなりの場面で安定します。
基本的に相手のガルーラと1-1またはこちらが生存して倒し、相手のガブリアスは後述のスイクンで見る方針を取っています。

ガブリアスの4枠目に関してはサイクルパーティの場合はきあいだまセットのボルトゲンガー選出が殆ど、厨パはそもそも鋼がいないことが多いのでマリルリを含めて一環を取りやすいどくづきにしました。
このパーティはきあいだまを持ちすぎなので鋼が重くありません。。。

補完枠

スイクンゴツゴツメット

ずぶとい 205-x-165-111-136-124
236-0-116-4-4-148
リフレクター/ミラーコート/ねっとう/れいとうビーム


S52振りでは足らないと感じている配分をさらにS寄りに動かしていった結果ノイクンの配分とぴったり一致することになったノイクン配分ゴツメスイクン

メガ前多くのひみちかガルーラの上を取り、ドレインパンチなどを採用するガルーラはメガ後でも上を取ってリフレクターを貼ることができます。
いじっぱりキノガッサの上を取って殴ることができ、後出しでねっとうを受けてくれた場合そのままれいとうビームで突破可能です。

また、この構築はゲンガーで全抜きを狙いに行くので、それが失敗するということはスカーフ電気タイプに止められることが多く、そういった意味でミラーコートが安定して撃てるのでどちらの選出でも使いやすいです。

ウルガモス:いのちのたま

おくびょう 161-x-104-179-125-155
4-0-152-188-0-164
ちょうのまい/だいもんじ/ギガドレイン/めざめるパワー氷
B 181メガガルーラのねこふい確定耐え
C +1だいもんじメガガルーラに181~214ダメージ
S 準速ガブリアス抜き

こっちはガルクレセを崩す為にゲンガーに加えてもう1枚欲しかったので採用
ボルトロスに対してまひを貰いながらでもガルーラで倒してくるガルクレセにウルガモスが裏まで通り切るパターンが多かったと感じたのでガルクレセにはかなり選出していました。

ヒードランは見た目が対面厨パであるこのパーティに役割がなく基本出てこれないと割り切ってる上、実際は出てこられてもボルトゲンガーにきあいだまがあるのでそこまで気になりません。
むしろスカーフガブリアスを止める手段が少ないパーティなので、クレセリア対面で舞えたらガルガブクレセ全抜きを狙えるようなウルガモスにしたかったです。ということで珠+めざ氷にしています。

最後に

初めて2100に乗りました!

ボルトロスがどくどくを撃った場合、相手がどくどくボルトロスだと勘違いしゲンガーが出される、そこにでんじはを入れてそのまま死に出しorヘドロばくだん読みゲンガーからの崩しがかなり多く、分かりやすく強かったです

実際のところさいみんじゅつやきあいだまをかなりの頻度で撃つので(ボルトロスきあいだまは汎用打点としてなので割と外れても問題なく、やることがないのできあいだまを撃ってることが多い、ゲンガーのきあいだまはガルーラに後出ししながら撃つこともあるので頻度が高い上にリスクも大きかった)、なかなか思うような処理ルートで倒せなかったことが多いです。
ですがボルトロスとゲンガーの型で異様な広範囲を見れるようにしてあるので確率有利で対戦を進められることが多く、結果として勝率67%とさいみんじゅつときあいだまをそれぞれ確率通り外した数字として表れたと思います。

本当に殆どのパーティに対しボルトゲンガー選出を行えるので動かしやすく、このボルトロスの技構成は4つ全てを見せるまで残り1,2枠が違うものだと想定されるので優位に立ち回りやすかったです。


ゲンガーのところにも書きましたが素催眠ゲンガーを使い始めたのは2090から落ちた後なのでここの調子だけではなかったと思います。


このまますんなり2100に乗りたかった感じはありましたが・・・

この構築はボルトロスと3ウェポンゲンガー、ノイクン配分ゴツメスイクンが本当に強かったです。
長くなりましたがシーズン16お疲れ様でした。